タイ、チョンブリ、2026 年 6 月 20 日
金曜日、バンラムン郡カオマイケーオ地区にある、ほぼ空になった大きな貯水池に数日間閉じ込められていた野良犬13匹を、地元当局とボランティアの救助チームが無事救出した。
地元で「ソイ犬」と呼ばれる犬たちは、水をせき止めるために滑りやすい黒いポリエチレン(PE)シートで覆われた池の急な岸辺から逃れることができなかった。約20ライ(約8エーカー)の広さを持つこの池は、救助隊が到着した時には浅く泥水しか残っておらず、犬たちは疲れ果て、身動きが取れない状態だった。

救助活動は、「Nueng Lamnarai Lopburi」というユーザーがFacebookに投稿した、困っている犬たちを発見したという呼びかけがきっかけとなった。この投稿は瞬く間に広く注目を集め、バンラムン郡の当局、カオマイケーオ市、地域ボランティア、そしてサワン・ボリブーン・タマサタン・パタヤ救助財団による連携した対応につながった。
救助隊は、パニックに陥った犬たちが捕獲に抵抗し、中には隊員を噛む犬もいたため、困難に直面した。これらの犬には狂犬病曝露後治療が必要となった。麻酔銃で犬たちを鎮静させた後、ロープのはしごなどの道具を使って慎重に救出した。金曜日の夕方までに、13匹の犬すべてが無事に救出され、治療、食事、世話を受けるため地元の保護施設に搬送された。
ソーシャルメディア上では、当初20匹以上の犬が閉じ込められた可能性があり、死亡例も報告されているという情報が流れていたが、当局は13匹が無事に救出され、死者は出ていないことを確認した。

今回の事件は、タイ全土に存在する、安全対策が不十分または設計の悪い貯水池や調整池に関する継続的な安全上の懸念を浮き彫りにした。これらの貯水池や調整池は、特に水位が低下する乾季には、動物と人間の両方にとって死の罠となる可能性がある。
当局は現在、同様の事件の再発を防ぐため、現場の調査を行っている。
写真提供:パタヤ・レスキュー。



